2005/08/23 早稲田(わせだ)
あなたの街の探検人、むーとです。
夏真っ盛りの日というのは、目的もなく彷徨うにはリスクが高すぎるのですが、
それを跳ねのけてこそ真実があるハズなんです。
よくわからない出だしになっちゃいましたが、まずはサイコロを。
「わ」は10個なので、いきなり2個振ります。
2個なので、1番目は絶対当たらないように思えますが、
この場合は11が出た場合は1番目に戻り、
12が出たら振り直しということで、公平を期したいと思います。
では、いざっ

7…ということは…

「早稲田」で決定です!
今回は諸事情もあって、江戸川橋からの出発です。
(実は、「喰らう」のこの回と同日だったため)

僅かな移動時間で到着。
いつもの池袋からでも、それほど遠くはないですね。

外に出ると、焼け付くような陽射しが出迎えてくれました。

ごく普通の街ですが、アスファルトが暑さを増幅しているようにも感じます。

さて、早速行く手にこんなものが。

「名作」「傑作」は分かりますが、「珍品」って。
既に作品ですらないということでしょうか。一体どんなものを…。
「cult」「rare」の文字がマニア心をくすぐるとかなんとか。
そしてそのすぐ近くには、ごちゃっとした宣伝を発見。

うーん…何だか読む気がしない…と思って下を見ると、

やけにシンプルながら不思議な看板(?)、そして

「10分ぐらい」の文字。
急いでいる人に向けているような、それでいてアバウトな宣伝文句。
お見事です。
ついでに、だんご3兄弟を思い起こさせる○の中の顔もインパクト大です。
さて、早稲田といえばやっぱりここ。
早稲田中学校に早稲田高等学校です。

荘厳な佇まいに圧倒されます。
もしかしたらただの先入観かもしれませんが(笑)。
道なりにまっすぐ行くと、交差点に出ました。

交差点にある交番の横には、何やら像が…

流鏑馬(やぶさめ)の像のようです。
横から伸びた階段の上には神社のような建物も見えますし、
行ってみることにしましょう。

お、思ったより段数があるような…(笑)

境内は静まりかえっていて、夏の日にひとときの安らぎをもたらしてくれました。
日陰が心地いいです。

触られすぎたのか、磨り減って原型がわからなくなってしまった布袋像も。

立派な本堂です。穴八幡宮というそうです。

旅の無事を祈願して、お参り。
こんな"にわか参拝者"の願いも聞いてくださるでしょうか。
帰り際、振り返ると工事中のような箇所がありました。
そして注意書きのようなもの。何でしょう。


ガケの工事中ですか。
ガケは改修されて何かになるんでしょうか…?
「お回りください」と迂回を促されているということは、
「もしかして改修後には駆け下りる事が出来たりして…?」
なんて仄かな期待を感じさせてくれますね。
間違いなく義経ごっこをする子供がいるはずです。
さてさて、暑い盛りに闇雲に歩くのは得策ではありません。
付近の地図を見てみましょう。

色々とあるようですが、場所によっては早稲田を越えてしまいます。
この付近で、さらに興味深そうなものは…

この甘泉園公園が距離も手頃だし、イラストも涼しげです。
早速行ってみましょう。
日陰を選びながら進む一行(笑)。

ケイ 「あ、ラーメン屋があるよ」
むーと 「ほんとだ。昇龍け…ええっ!?」

昇龍拳!?
いや、昇龍軒でした。
かつて誰もが熱狂したあのゲームを思い出させてくれる名前ですね。
よく練習したものです。ゲームでも、実際にも(笑)。

そしてさらに少し行くと、これぞ早稲田なものを発見!

エジプト考古学ビルとは、さすがのネーミング。
もしかして吉村作治先生も住んでらっしゃるのでしょうか?
それにしても、歩き詰めで疲れてきました。
さすがに真夏は体力の消耗が早いですね。
…と、諦めかけたその時…目に飛び込んできた文字は…

よーし、がんばるぞー!ありがとう!
素敵な元気をもらいました(笑)。
この辺りはすごく静かになってきました。
車通りはそこそこありますが、高層マンションが多いためでしょうか。

まだまだ夏の暑さはピークに達したままです。
陽射しが突き刺さるようですが、これも夏らしくて良いかも知れません。

やがて都電が見えてきました。
なるほど、ここが都電の早稲田駅なわけですね。
よしよし、まだまだ範囲内です。

しかしなかなか甘泉園公園が見つかりません。
地図ではこの辺りのはずなのですが…。

細かい路地を探してみましょう。
入り組んだ道を曲がって行った先に…

お!ありました。甘泉園の文字です。

ようやく到着しました。静かな中にあって、さらに一層静けさが漂っています。
奥に見える緑もとても街中とは思えない、ただの公園というには余りある規模です。

中の地図を見ても、結構広そう。
こんな場所があるなんて、この付近によく来ていながら知りませんでした。

期待しつつ、足を踏み入れます。

すごい…ここだけ周りとは空気が違います。
ひんやりとした、静謐な空間…。
ん?あの看板は…?

うわ、いきなりヘヴィ。
そういえば少し前に騒ぎになりましたね。
景観的には惜しいですが…。
しかし、これは人為的なものでしょう。
最低限のルールは守るべきです。
しっかり禁止の理由も書いてありますし。

とはいえ、都心ではこういう数少ない場所でしか自然を求められないというのも、
なんとなく寂しい話です。
さぁ、気を取り直して周りを見渡してみましょう。
確かにここは思わず自然と戯れたくなるような場所です。

しかし空を見上げればそこに高層マンションがあるというアンバランス。

広場らしき場所には、2本の立て札。

なるほど、酒盛りは禁止!!でも、野鳥の捕獲は厳禁!!なんですね。
ごもっともです。要は禁止度合いによらず、どっちもするなということでしょう。
やがて夕暮れ迫る、早稲田の街。

木の隙間から漏れる夕陽が、とても綺麗でした。

不思議な、大都会のオアシス。
こういう場所がもっと増えていったらいいのにな、と思いました。

蝉です。ヒグラシでしょうか。
そういえばここの綺麗な面ばかり強調してきましたが、
虫はとても多く、特に蚊はものすごい量でした。
夏場はしっかりと虫除け対策を。

水面に映る高層マンションに不思議な思いを重ねつつ、
甘泉園を後にしました。

散策をすると、どうしてもお腹がすくものです。
入る時は気が付かなかったのですが、入り口付近にたい焼き屋さんがありました。

さっそく頂こうと…ってあれ?
お休みでしょうか。
ふと目をやると張り紙が。
なになに…

休み、長っ!!
<早稲田>
先入観として「学生の街」というイメージがあったのですが、
夏休みのせいか、さほど学生を見かけることはありませんでした。
高層マンションは高そうですが、憧れますね。
商店街も近いですし、駅からは少し離れるかもしれませんが、
やっぱり住んでみたくなるような街です。
| 学問の街度 | : | ★★★ |
| 閑静な住宅度 | : | ★★★★ |
| 都心緑化度 | : | ★★★★★ |
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