2005/12/24 千葉ニュータウン中央(ちばにゅーたうんちゅうおう)
年の瀬も迫ったある日、ふと年末の予定を確認し合っていると、
「この日、賽遊記行けるんじゃない?」
という、驚きの発言。
確かに日程は空いているかもしれませんが…
しかしながら!
その日は世間一般から見て、クリスマスイヴ!
そんな日にサイコロを振ったりなんか…

…しちゃいました(笑)。

行き先は何と千葉ニュータウン中央。
賽遊記史上、最も遠い地だと思います。
「千葉ニュータウン」だったら行かなかったことを思うと、
これもまた必然に違いありません(笑)!
日暮里から常磐線に乗り、一路千葉へ!

しばらくは都心を走るのでビルのような大きな建物が多かったのですが、
次第に民家が多くなり、冬の澄んだ寒空が広がります。

車内には、千葉ニュータウンでの「ウェルカム2010」が進行中との
シールがありました。
かなり謎ですが、果たして2005年の今行ってもウェルカムなのでしょうか?

やがて電車は千葉方面へ。大町駅を通り過ぎて…

………

大町駅を通り過ぎて…………
はっ!そ、そういえばこの駅は!

「市川市動植物園」の文字…間違いありません!
市川大野の回で大自然に抱(いだ)かれたあの場所です!!
まさか今回通り過ぎることになろうとは…。
っていうか、あれよりも遠い地に行くんですね…。
(あ、テンションが…)
そんな思いなどまるで気にせず、電車はひた走ります。

やがて、「目的地」に到着しました。

千葉ニュータウン中央へ、遂に上陸です。

やぁ、ホント清々しいほどの青空です。
雲一つ無いとはこういうことをいうのでしょうか。

時間は午後4時前。遅めの昼過ぎに出たとはいえ、
ちょっと施設等の開園時間的には先行き不安です。

一番夕陽が綺麗な時に降り立つことが出来たのは幸運でした。
駅中が黄金色に輝いています。

夕陽差す小高い遠方の駅にて、冬の寒く澄んだ空気を感じながら。

さて、駅ですから周辺地図を見てみましょう。
面白い場所があるかもしれません。

大きめな公園や池がありますね。
足を伸ばせば神社仏閣もあるようです。
差し当たり駅の近くを…。

「センター」関連の名称が多いですね。
こういう名称はたまに一般が入れたり入れなかったりするので、
ちょっと注意が必要です。
その他にもないかな…と探していると…おや?

わざわざテプラで貼ってあるこれは…

ち、千葉…

千葉ンユータウン中央館!!
こ、これは行くしかありません!
夕暮れの千葉ニュータウン中央駅を横目に、いざ中央館へ。

中央館の近くにある、アルカサールにも期待。

と、その前にJUSCOでお買い物。
想像以上に冷え込みが厳しく、手袋を買うことに。

JUSCOの中で、素敵なポスターを見つけました。

シブヤもハラジュクもうらやましくない
「うん、まさにその通り」って感じです。
現に賽遊記をやっていて、そう思いますし。
JUSCOの屋上から見た夕陽も、とても綺麗でした。
なかなか沈まないのが、嬉しかったです。

…おや、あの時計塔は何だろう…?

気になるので、是非とも中央館の後にでも行ってみましょう。
今は沈む夕陽の中で、中央館を目指すのですっ!(張り切り)

というわけでやってきた千葉ニュータウン中央館ですが…

確かに飲食店などはあるものの…

どうやら住宅情報関係の場所のようですね。
見学出来るような観光施設ではないようです。うーん、残念…。

さてさて、では気を取り直して、次の目的地、
名前だけでは何か分からないアルカサールへ。

歩きながら夕陽がどんどん沈んでいったのですが、
その沈み切る刹那の輝きがあまりにも美しく、
しばらく見惚れていました。

この光景を見れただけでも、来て良かったなぁって思います
都心より空が広かったのも功を奏してか、最高の夕陽でした。

到着、アルカサールです。これって何語なんでしょうか。
見た感じではショッピングモールのようですね。

と、2階のような通路があることを発見。
…ってことは今の時間なら…!!

ああ、もう文句なしに最高の光景です。

そしてアルカサールからも例の時計塔が見えました。
うむむ、気になります。後で行ってみましょう。

そしてもう少し内部をうろついてみると…

こ、これは…!

もしや、カットハウス・むーと!?
…と思ったら

「ムトー」でした(笑)。

それにしてもここは不思議な空間でした。
人もほとんどいませんでしたし(12/24だからかも?)、
付近も含めて不思議なオブジェや説明プレートが幾点も。

例えば、これはひもを引くと『地球の歌』が流れるそうですが…

ひもないし。

ま、まぁ、こんな日に何かケチを付けるのも野暮ってもんです。
ほら、綺麗なクリスマスの飾り付けじゃないですか。

きっと夜になったら綺麗に光るんでしょうねー。
下の門松も一緒に。

って、門松!?

ちょ、ちょちょっと気が早過ぎやしませんか?(笑)
なんだかミスマッチな光景です…
不思議な気分のままアルカサールを出て、例の時計塔へ。

柵を辿りながら、どこか入り口はないかなー?と探していると…
なんと印西クリーンセンターという名の清掃局でした。

うーん、さすがに入れないか…と一同ちょっぴりしょんぼり。
しかし矢継ぎ早に目に入る、不思議で気になるもの。

ほう、温水センターとな。
温水プールでもあれば、パーッと泳ぎたいところ…。
さらば清掃局…と思ったら、併設されてるっぽので道沿いに。

近くの研究所らしい施設とあわせると、この一帯はものすごい広さです。
白い壁の建物ばかりで少し怖くなりますが…(笑)。

陽が沈んだ後の空は、薄紫で儚く染まっていました。
そんな感慨を打ち消すように、妙な掲示板を発見。
特に変じゃないような気もするのですが、何か違和感が…

あ!
何で左上だけで止めてあるんだー!
全部、ちゃんと4つの角で止めればいいのに…(笑)。

「まったくだニャー」

…と言ったかどうかは定かではありませんが、
足元ににゃんこがすり寄ってきて可愛かったです。
はい、そんなこんなで温水センターに到着。
実際に温水プールもあるようでしたが、時間が微妙で断念。
そう言えば水着もありませんでしたし(笑)。

次第に宵闇が迫ってきます。

出来れば明るさが残るうちにあちこち行きたいものですが、
今日は世間的には特別な日ですし、何かあるかもしれないという
賽遊記的に変な期待も半分くらいあったりします(笑)。
ふと遠くに目をやると、何やら見慣れない銀色のドームが。
(微妙にブレてますが…)

辿り着いてみて、更に大きさにビックリでした。
何に使うのかは一目見ただけでは全くわかりません。
とりあえずこのドーム含めた敷地が「みずほ銀行」だと
知ることができただけでした。

それにしても歩道や敷地がホントに広いです。
ウチの近くもこれくらい歩道があったらなぁ…(笑)。

ひとまず、駅前まで戻ってきました。
あちこちに点々と灯った光が何とも綺麗です。

すっかり陽の落ちた駅構内では、人の気配が全然ありませんでした。

で、せっかくだからとチキンを買ってみました。
寒い中、はふはふとほおばったチキンの美味しかったこと!

さぁ、普段ならここまでで時間的にも終わりそうですが、
こんな特別な日です、きっと何かあるに違いありません。
ということで、夜の千葉ニュータウン中央の散策を続行!!

………これ、思いっきり車道オンリーじゃないっスか!?
歩行者用のラインが物凄く狭くなっています。
さっきとは雲泥の差…。

仕方ないので、道横の脇道に入ります。
目的地は、地図にあった大きめな公園。

………ちょっと歩きにくいですね………
………何か足に絡みついてくるような………
………でも、懐中電灯もないしなぁ………
………あ、フラッシュ使って写真撮ってみよう!

ぎゃ────────!!!!!!!!!

ぎゃ────────!!!!!!!!!
ちょちょ、ちょっと、これは…!
足、足じゅうにツタが────!!!!
わ、わわわわ、何か踏んだ!
っていうか、頬に何か触った!!
そういえばビデオの予約忘れた!!
ぜーはーぜーはー…。
どうやら、お、恐ろしい魔境に迷い込んでしまったようです…。
がつん。
おや?
何かあります。
何でしょう?
取りあえずフラッシュ使って写真を…
パシャ

ぎゃ────────!!!!!!!!!
もうやだもうやだ、狭くてもいいから歩道歩きましょうー!
道は…あっちかな…?

暗くてよく分かりませんが…
とりあえず道を確認のために写真を…

どひ────────!!!!!!!!!
写真で見てるだけではこの恐怖感は伝わりにくいかもしれませんが、
ヤワな東京育ちにとって、背丈近くあるススキに囲まれたり、
足元に不意に絡みつくツタは暗闇なのもあって、ホント怖いのですよー!

あ、ようやく道がありました…。

柵を乗り越えて今来た場所を見下ろすと、また背筋がゾッと…。
そして気付けば体中が実だらけでした(笑)。

こつーん、こつーん、と足音響く暗い通路。
でも、草むらよりは格段に歩きやすいです(笑)。

しかし…道はあっているのでしょうか?
知らない場所で迷子になるほど心細いことはありません。
思えば賽遊記では今まで何とかなってきたので、
そこら辺のリスクは考えていませんでした。
ああ、どんどん見慣れない風景に…。

道を渡ったりして、手探り状態で進みます。

そして不意に現れた看板に地図…間違いありません!

「北総花の丘公園」です!!

どうやら入れないことはないようですね。安心しました。

と、入り口近くの花壇に、気になる立て札がありました。

「・・・春へ」
花の名前や植えた人ではなく、この一言だけのメッセージ。
いっそ清々しいですが、それだけに気になりますね(笑)。
では、いざ公園内へ。

園内は案の定静まりかえっていて、灯りも最低限でした。
おそるおそる進んでいくと、園内なのに陸橋のような
不思議な通路が。

スロープを登って…
おお、足元に灯りがあります!
すごい!綺麗!

通路の先には、大きな建物が見えます。
中にほんのりと灯りがついているようですが…。
え…? …あ! うわぁ!こ、これは!!
メリー・クリスマス!!!!

すごい!ものすごい綺麗なクリスマスツリーです!
青白い光がキラキラしていて、童話のように幻想的です!
写真としては見えにくくなってしまいましたが、
暗さで逆に儚げな美しさが際だったように思います。
是非とも実際に見て頂きたいですねー、これは…。
そして、全体地図には確か池があったはず…。
ちょっと怖いですが、狭い通路を通っていきます。

この先に…

おおっ、これまた見事!

今回はホントに写真で伝えにくいことが多くて残念ですが、
静寂に包まれた夜の水辺というのはすごく気持ちが良いです。
ほのかな灯りも、とっても綺麗です。

池には橋が架かっていて、それがまた良い感じの石橋だったので
撮ってみましたが…何だか知らないところに通じていそうな
ちょっと怖い写真になりました(笑)。

あんまり気持ちよかったのでここに居着いてしまいたくなりましたが、
そうもいきませんので、公園を後にします。

帰りに同じ轍は踏むまいと、ちゃんと歩道を通って駅方面へ。
実はそれほど車通りもなく、歩道でも十分安全でした(笑)。

次第に団地が増え、駅が近くなってきました。

おや、なんだかアグレッシヴな看板が。

まるで子供がバイクを破壊しようとしているようです(笑)。
あ、そうか、もしかしたら「子供にバイク壊されるからやめときな」って
意味なのかも!?

そしてさらに、ふと見つけた注意書き。
僕たちがズカズカ進んでいった、あの道なき道の少し手前です。


入っちゃダメだったんじゃん!!
<千葉ニュータウン中央>
色々なことが運命的だった気がします。
静かで落ち着いた印象で、すごく綺麗な街でした。
今度は昼間にあの公園に行ってみたいと思います。
夜の街は、駅から離れると街灯がやや少なめなので、
夜間の女性の一人歩きは気を付けた方がいいかもしれません。
こんなとこ住めたらいいなぁ、って感じの街でした。
| 美麗夕陽度 | : | ★★★★★ |
| ツタ絡み度 | : | ★★★★★ |
| 聖夜度 | : | ★★★★★ |
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